昨日は、青山ブックセンターの
「3人の写真家によるスライドショー」に行った。
出演:沢渡朔 石内都 公家靖秀
当日行くと、そんなに人も多くなくってゆったり鑑賞できた。
スライドショーは公家さんから始まる。
公家さんは、淡々とスライドショーを初め終わる。
もっと写真の説明欲しかったし折角なので聞きたかった。
日常のありがちに見える風景の中に、ふと不思議な異空間を感じるような作品でした。
続いて石内さん。
資生堂とのコラボの薔薇を撮影した動画フィルムに音楽をつけて上映。
更に、9月末に東京都写真美術館で開催される個展「Mother’s」の一部スライド。
「Mother’s」については、亡くなったお母さんの遺品を撮影したものですが、例えば下着・・。
お母さんの肌に直接付いていたものであり、主を失った下着がたんすの中に入っているのを観ると、お母さんの肌がまだ居るようでならなかったとの事。
捨てるに捨てれないお母さんの断片を写真に撮ったら処分できるかも知れないと思って、撮り味めた・・とおっしゃっていました。
思いが深いから写真も強いのでしょうか?
あと、とにかくオリジナルプリントを見てほしいと言われていました。
写真集や、スライドショーは複製であって、全く違うとの事。
確かに、オリジナルプリントは凄く存在感あります。
終わって少し話せたので、プリントが綺麗と感想を言うと
”いいね~そのコメント!!”
とおっしゃってくださいました。
ラストは沢渡朔さんの「NADIA」
一度観てみたかったので、スライドショー何だか嬉しかったです。
柄にも無く、始まる前のテスト上映の段階で泣けてきました。
何だか、綺麗で・・少し公私混同していそうなモデルさんとの距離感が凄く良く感じてしまったんですが・・・。
残念だったのは、沢渡朔さんがいらしていなかった事。
お話聞きたかったです。
残念でした。
3人の写真家によるスライドショー