先日ふとKYOTOGRAPHIE2018の H Pを見た。
今年のテーマは「U P」らしい。今年も楽しみだ。
ただ、参加予定の写真家を見て、少なからず戸惑いを感じでしまうのは私だけだろうか。
その中に、深瀬昌久さんが入っている。。いいのか。
深瀬さんと言えば、世間の営みに疑問を持ちなが生き、それを写真にした人の一人だと私は思っている。世間一般の常識に振り回される毎日が本当に正しいのか、常に疑問を持ちながら、人が本来持っている孤独や野生的な感覚と戯れつつ生きた写真家だと思う。そんな彼が、こんな前向きなテーマに乗ってしまって良いのだろうか。展示のステイトメント、どうするんだろう?多様な価値観、精神性枠なのかな。。
どうせなら、数年前に参加していた、ロジャー・バレンと共に観て、二人の違いを考えたかった。
以下 H Pより抜粋させて頂きました。
2018年のテーマは「UP」です。現在、私たちは個人においてもグローバルな局面においても、様々な問題に直面しています。私たち一人一人が行動や創造を通じて、自身や世界を変えていくことができるよう、KYOTOGRAPHIE2018は、ポジティブに目線を上げ、全方位的な原動力と出会うことのできるプラットフォームへと皆様を誘います。
プログラムを通じて様々な「UP」に出会い、KYOTOGRAPHIEに集うすべての人々が多様な価値観や精神性を共有することで、一人一人が「UP」できることを願っています。