最近、何となく忙しくバタバタしている毎日。気が付けば、もう九月も半ば過ぎ。
読まなくっちゃ・・と思って購入した詩人Nさんのエッセイを読み、少し物足りないので、あと何冊か詩集でも読もうかと思ったり。このエッセイ、詩の様でもあり写真集を捲るような独特の間と空気が漂っている。不思議な世界。
ひとつひとつのお話は断片的でありながら、しばらくすると通り過ぎたであろう街の匂いと気配がふわっと脳裏をよぎる。そのひとつひとつがバラバラのようで、目を閉じてゆっくり振り返ると、細い糸のような何かでさりげなく繋がっている心地。
柔らかい文章と柔らかい世界。
道草ばかりの日々。
どうしたものか。(笑)