酷い暑さでギャラリー巡りも大変なこの夏。
暑さ+方向音痴が加わると、不快指数はこの上なく高まる。
かくして先日は真剣にに迷ってしまい、断念してしまった展示も出てしまいました。
本当にスイマセンでした・・・。
無事に辿り着けた展示から
菅原一剛
「Tsugaru」
2012.6.29(金)~2012.9.23(日)
@ライカ銀座サロン
東京都中央区銀座6-4-1 ライカ銀座店
TEL.03-6215-7070
雪の作品なので観ておきたかった。
静かで上品に仕上げた作品群。
驚いたのがその手法。
湿板写真・アンブロタイプ:拡大グラスプリント
・・といって、ライカで撮影現像したフィルムをプリントを参考にしながらネガスキャンしてデジタルデータを完成させ、ポジフィルムに出力して引き伸ばし機で拡大アンブロタイプを作成してできた拡大グラスプリントらしい。
アングロタイプは、ガラス板に薬品を塗布して濡れているうちに撮影から現像までの全工程を終わらせる必要があり、カメラの近くに暗室を必要とした。
現像の終わったガラス板そのものを見せる手法をアングロタイプと言う。
(展示テキストから抜粋)
最近、たまたまなのかアナログとデジタルの融合作品の展示多い。
瀬戸正人氏のCesiumシリーズ
小山貴和夫氏 写真展「カンボジア寸描」
など。この2作品はデジカメのデータからネガをプリンタで作成して印画紙に密着する手法のよう。