先日、新宿にコンサロンで開催された
3.11連続企画のシンポジウム、「写真とことば-記録の先にあるもの」に足を運んでみた。
講師は
小説家、詩人 池澤夏樹さん
写真家 鷲尾和彦さん
新井卓さん
評論家 竹内万里子さん(司会)
それぞれの方のお話は大変興味深く、あっと言う間に時間が経ってしまった。
中でも池澤夏樹さんの
「写真は、デジタルになり画像の情報量が増えたからと言って”鮮明”になったかと言うと、決して”鮮明”にはなっていない。人が物を見るとはもっと”心”の奥深くと関わること。要らないものを全て捨てて必要なものだけを拾い出す。物を見るとは本来こういう事ではなかったか?」
と言ったようなお話があり、思わずハッとした。