ハヤチネ。
近づことすると恥らうように遠のいて行く。
かと言って拒絶するのかというと、そうでもない。
そっと麓の神社まで近づくと、さらっと・・大胆で密な部分をさらけ出す。
そんな気配のする場所。
麓の早池峰神社に祀られている瀬織津姫(せおりつひめ)は、滝と龍の神様であり「罪」や「穢れ」を祓う神様でもある。
かのアマテラスオオミカミ、実は男の神様であったという説が最近は有力らしく、ハヤチネの女神さま、瀬織津姫はアマテラスオオミカミと一対神であったのでは?という説もある。
早池峰そのものが、女神さまの気配を感じる。
麓まで来ても、全く姿が見えない不思議で神秘的なお山。
どうでも良いが、ハヤチネ神社でおみくじを引いたら大吉が出た。
少し許してもらえたみたいで、ホッとした。