先日、チケットを頂いたので「空海と密教美術展」を観に行った。
猛暑日にの平日もかかわらず、会場は人、人、人・・。
空海の書は本当に素晴らしいけれど突き詰めすぎた恐ろしさもあった。
展示は比較的初心者でも観やすいように、如来さま菩薩さまはステージにのせ、阿修羅展のような360度から眺められる空間演出になっている部分もあった。過剰な演出なのかもしれないけど、別世界に迷い込んだような錯覚は起こしやすく入りやすかった。
近いようで遠い、遠いようでもしかしたら近いのかもしれないその境地は、写真や何かに向かって行こうとする毎日にも似ている。
「
空海と密教美術展」
東京都国立博物館 平成館
2011 7/20(水)~2011 9/25(日)