「いまここ、あるいは、ここではないどこか」
昨日はコニカミノルタさんのイベント抽選に当選したので参加してみた。
写真月間イベントでタイトルは上記。
内容は自分の気になったところだけ抜粋してメモ程度に並べてみた。
自分が忘れない為程度なのでかなりわかりにくいと思う。
☆人のまなざしが変われば、たとえ旅にでなくても・・それは旅ではないか。
☆旅の写真とは(今回の展示)そこに行きたくなるものではなく、風景ではなく他者との関係性が写っている。
☆人は感情を感じることがすべて。
☆感情を敏感に感じるには生活と深くかかわってくる。(田口さんは規則正しい生活スタイル)
☆自分が安定した状態でないと感情を体験できない場合もある。
☆たとえば旅、不安定なまま旅に出たとすると、自分の不安定なフィルターを通して世界を見てしまう。
しかも自分のフィルターに陶酔しているだけなのに・・・。よく見えていないのだ。
☆人は本当にびっくりすると自分の考えを変えられる。しかし現代はびっくりしにくい世界。
☆びっくりはある種快感のはず。
☆写真と向き合うと動くのが感情。
☆自己の枠組にはめ込もうとした写真は自己中心的な写真であるにもかかわらず、スタイルと勘違いしている。
☆視点が自己から他者(被写体との関係性、共有)へ移っていくように思う。
どうすれば他者をきっちり写しだせるのか。他者は自分に無いものだから安易にはできない。
☆ある意味自己は限界もある。
☆かつての写真は感情を出し、表現を通じて社会の病を映し出し共に変化して行った。しかし本当に先が見えず不安定な世の中になってくると、一緒に病んでいる場合ではなくなり、逆に”すこやかさ”が欲しくなる。
☆うそだったものは消えていく。これから残っていくものは価値のあるもの。
☆泉はまだまだいろいろある。耕すことさえしっかりすれば、種をまく人が自然と現れる。
私自身、今のところおそらく心象写真系であると思われるのでとても参考になった。
田口さん、佐伯さんありがとうございました。
コニカさんのこの展示もお勧めです。
(クリアーな印象)
コニカミノルタギャラリーC 「風の旅人 ~今ここにある旅」
「風の旅人」