案内された窓越しのカウンターは、宍道湖に面していて手前に綺麗な日本庭園と茶室がある。
お昼は冬限定の和風ランチ。(正直お値段から、夜はとても足を運べない)
綺麗に手入れをしてある日本庭園を眺めながら、美味しい料理を口にするのは正に至福の時。
物語の中にすっと入っていくような心地よさと感動があり心の底から美味しいと思える。
料理の一つ一つが本当にピリッとした繊細な味で、しかも味の押し引きがとてもよく、何だか写真の勉強になるのかも・・と色気の無い余計な事を考えてしまった。
すべてがメインのように主張すると強すぎて煩わしい場合もあるのだろうけど、敢えてある部分を引くことでよりお互いの良さを引き出せるのかもしれない・・。
私からすると贅沢で敷居の高い空間のはずなんだけど、比較的気負うことなく地元の人が食事を楽しみに来られているのもまた良いな・・と思った。